電力中央研究所 RECRUITING

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ライフステージも楽しめる環境を整えています。

学位取得支援制度

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修士卒で入所した職員のうち希望者は、当所に在籍・業務に従事しながら博士号を取得することが可能です。大学に通う時間を勤務時間と認めるほか、交通費・宿泊費を支給。博士号を取得した際には、祝い金が贈与されます。

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利用者の声

学位取得支援制度利用者の声

内山 雄太

エネルギートランスフォーメーション研究本部
プラントシステム研究部門
2010年入所

入所当時から、ある程度機が熟したら学位を取得したいと考えており、上司に相談をしていました。その時に教えていただいたのが学位取得支援制度です。講義履修における出張費用を一部負担してもらえたり、博士号取得時には祝金がもらえたりするので、費用面での自己負担を減らすことができましたね。学位を取得して箔がついたことはもちろんですが、取得の過程で、研究成果を網羅的かつ筋道立てて取り纏める学術的な経験や、教員からの指導を通じた専門分野に対する深い見識を得られたこともメリットの一つです。

長期国外出張制度

1年〜数年程度外部機関に所属し、共同研究や業務等を経験できる制度です。
長期出張は、単身のほか家族帯同も可能なため、国外での学びに安心して挑戦できます

過去3年間の長期出張先

イギリス(ブリストル大学、ケンブリッジ大学、インペリアルカレッジ) オランダ(オランダ電気機器規格協会) ドイツ (カールスルーエ工科大学、Institute for Technical Chemistry、シュツットガルト大学、ジェイコブス大学、超ウラン元素研究所、ユーリッヒ研究所) フランス(フランス電力会社(EDF),固体化学研究所) スペイン(IDAEA) オーストリア(IAEA) イタリア(ボローニャ大学、ジェノバ大学) オーストラリア(メルボルン大学) カナダ(国際放射線防護委員会) アメリカ(パデュー大学、ニューヨーク市立大学シティカレッジ、ローレンス・バークレー国立研究所、ボストン小児病院、ユタ大学、オレゴン州立大学、オクラホマ大学、ノースカロライナ州立大学、LBNL研究所、マイアミ大学、スタンフォード大学) ※2020年度~2022年度においてはコロナ禍により長期出張は行われていないため、2017年度~2019年度のものを掲載。
利用者の声

長期国外出張経験者の声

古澤 健

社会経済研究所
2007年入所

2017年9月〜2018年8月までの間、ドイツ・ブレーメンのヤーコブス大学(現在、コンストラクター大学に改名)に出張していました。きっかけは、ヤーコブス大学研究室との共同研究の主担当を務めたこと。以前から長期国外出張の希望を伝えていたこともあり、実現に至りました。現地では研究に加え、日本の電気事業者やメーカーからの、欧州の電気事業に関する問い合わせにも対応。また、欧州やドイツの電気事業の制度決定のための公的な会議に参加したことも印象に残っています。制度の一部が変わるまでの過程を間近で見られたことは、大きな経験になりました。

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国家試験祝金制度

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職員が業務上必要な国家試験などに合格した際に、祝金を贈与する制度。約80種の国家資格が対象で、受験に必要な期間は、特別休暇を取得できます

本制度の対象となる国家資格の例

電気主任技術者、放射線取扱主任者、エネルギー管理士、危険物取扱者、衛生管理者、簿記検定(2級以上)など

※研究職だけでなく事務職も対象です。

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学会活動

ほとんどの研究職が、それぞれの専門にあった学会に所属し活動しており、複数の学会に所属している職員も少なくありません。また、業務に関係する学会(国際学会を含む)の活動は出張として取り扱われます。当所職員の論文や技術は、様々な学会から外部表彰を受賞しており、高い評価をいただいています。

2021年度の主な受賞例

  • 日本原子力学会:第54回日本原子力学会賞 論文賞
  • 日本機械学会:日本機械学会奨励賞(技術)
  • 日本エネルギー学会:学会賞(技術部門)
  • 電気学会:第30回業績賞、第77回電気学術振興賞 論文賞
  • 土木学会:構造工学論文集
  • エネルギー・資源学会:第9回茅賞

電中研での研究生活

「研究職の仕事」とひとことで言っても、実験、論文執筆、学会活動…とその内容はさまざま。
当所の研究職が実際にどのような研究生活を過ごしているのか、1年のフローをご紹介します。

西主任研究員の1年
(2022年)

西 美奈

エネルギートランス
フォーメーション
研究本部
主任研究員

電中研では、大学や国などと違い、研究テーマによって有機的にチームが形成されます。そのため、これまで取り組んだことのない研究テーマにもチャレンジしやすいと感じています。12〜2月は、成果報告会や研究報告書の執筆がある繁忙期。一方で、4〜7月は会議や報告書などの〆切に追われることなく、比較的ゆっくり働くことができます。

過去3年間の長期出張先