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次代の電力中央研究所を
つくっていく
企画グループ

服部 修一

大学時代に取り組んだこと 地域経済学
入所してから取り組んだ業務
  • 総務、システム管理、経営企画

入所した理由

社会貢献中の社会貢献ができる

私は学生当時、地域の活性化に関心を持っていて、大学では地域経済学を専攻していました。さらに、真逆ですが地球環境問題にも興味を持ち、グローバルな課題に対する地方自治体のローカルな施策等について研究しました。地域の活性化や環境問題といったキーワードを軸に就職活動をした結果、燃料の調達から電力の販売まで、まさにグローバルからローカルまでを事業範囲とする電気事業の研究機関である当所の存在を知りました。高い公益性と技術力という、当所にしかない強みや価値も魅力に思えましたね。電力事業の根本を支える研究開発を担う電力中央研究所は「社会貢献中の社会貢献」ができる場所だと私は思っています。少しおこがましいかもしれませんが、ここでの仕事を通じで、少しでも社会の発展や地域の活性化に貢献できたらと考えています。

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仕事の広がり

様々な形で研究支援に携わってきた

入所後はまず、我孫子運営センターで総務担当になりました。建物のスクラップアンドビルドといった大規模なものから空調整備といった小規模なものまで、研究環境を整える仕事です。その後はシステム部門に異動となり、ネットワークや基幹業務システムの運用業務を担当。研究者とエンジニアをつなぐ窓口になったり、研究や業務で使用するデータベースを管理したり、システム面で研究所全体のインフラ管理に携わりました。現在、所属しているのは企画グループです。ここでは事業計画書・事業報告書の作成、経営会議の事務局等、経営や事業の中核を担う部署にいます。これまで、様々な形で研究支援に携わってきましたが、共通して感じるのは、人に頼ってもらう喜びの大きさ。相手のリクエストや期待に、一つひとつ的確に応えて、信頼関係を築きあげること。それが研究者や自分にとってベストな方法だと実感しています。

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仕事のスタンス

自分の言葉で組織が動く

企画グループでもっとも苦労したのは、所内の重要文書の作成です。担当した当初は、上司にほぼすべて修正されてしまい、大変ショックでした。しかし、事業計画書は会社の名刺代わりみたいなものですし、経営会議の議事録は、この先何カ月も何年も意思決定の記録として残っていくものです。そう考えたら、一言一句に対して細心の注意を払い、正確・明瞭・簡潔な文章を書く必要があるのは当然。「自分の言葉や文書によって組織が動く」という覚悟や、これまでにない重さの責任を持って、文書と向き合っています。また、当所の技術力や研究成果といった、形になりにくいものを伝えるのも重要な使命です。心がけているのは、ただ単に「伝える、広める、残す」といった目的を果たすだけではなく、プラスアルファで研究者の熱意や想いを表現すること。組織の代表として、誠実かつ切実に、想いを込めた文書づくりを追求しています。

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将来の目標

次代の電力中央研究所をつくっていく

私たち電力中央研究所は、未来の社会をつくる組織だと思っています。私自身、研究者ではないので直接的にできることは限られているかもしれませんが、研究環境の整備や資金調達といった間接的な研究支援で、社会貢献を果たしていきたいですね。今は経営企画として研究所全体を見ており、ここで得た知見やノウハウ等は、次代の経営のサポートに活かしていけるはず。また、当所は業界の変革期に沿って、組織改革を積極的に進めているところです。今までにないタイプの人が入所してきたり、新たな研究にチャレンジしていたり、キャリアや職種に関わらず新たな風が吹き始めています。1年目から億単位の仕事を任せられている人もいるように、若手が活躍するチャンスが多くありますので、ぜひモノにしてください。そして私たちにしかできない社会貢献を生み出しながら、これからの電力中央研究所を、ぜひ一緒につくっていきましょう。

MISSION 現在取り組んでいる業務内容
  • 次代の経営を支える基幹業務システムの更新プロジェクト