電中研とは
電力中央研究所は、電気事業の運営に必要な電力技術及び経済に関する研究、調査、試験及び
その総合調整を行い、もって技術水準の向上を計り電気事業一般業務の能率化に寄与することを目的として
1951年に設立された研究機関です。
電中研の役割
私達は、「電気事業の課題解決に寄与する中央研究機関」かつ「科学技術研究により社会に貢献する学術研究機関」として、電気事業や社会が直面する課題の解決に向けて、研究成果を確実に創出・提供しています。電気事業と社会への貢献を果たすため、電力各社の共通課題の解決に貢献する研究、電力各社の個別課題に対応する研究、研究機関としての先見性を発揮する研究、国等からの受託研究を有機的に組み合わせた研究開発ロードマップに基づき、研究開発に取り組んでいます。

電中研のフィールド
私達は電気、情報通信、機械、化学、原子力工学分野などを核とする「エネルギー産業技術研究」や土木・建築、環境分野を中心とした「自然・環境科学研究」、さらには経済学、経営学、法律学などの「社会科学研究」に関して、各研究拠点を形成し、電力をはじめとするエネルギーに関する基礎研究から実用化研究まで幅広く取り組んでいます。私達の研究フィールドは、電気事業に係わるあらゆる課題に網羅的に対応できるよう発電、送配電、電気利用から発電所周辺の自然環境、電気事業経営まで広域に及んでいます。