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募集研究分野

研究課題
顧客便益(快適性、生産性など)に配慮した温熱環境・エネルギー評価手法に関する研究
原子燃料サイクル技術の開発
送変電設備の絶縁設計の合理化
先進セラミック材料の損傷劣化メカニズムの解明
循環型社会の構築に向けた次世代環境対策技術の開発
スマートグリッドや先進設備保守のための無線通信評価技術に関する研究
スマートグリッド用通信向けのネットワーク仮想化技術の開発
電力系統と協調のとれた新しい変換器制御方式の開発
構造・材料の信頼性評価に関する研究
先進的な水素製造技術開発とエネルギー用途としての水素チェーンの評価
高温材料の損傷評価に関する研究
耐熱材料の高温腐食対策技術の開発
構造材料の破壊評価に関する研究
IoTへ向けた革新的環境発電素子、センサ素子の創製・性能実証
太陽電池等の半導体材料の特性分析・評価、性能予測技術
電力設備への津波影響評価技術
構造物の衝撃挙動評価
放射性廃棄物埋設処分施設への環境影響評価に関する研究開発
長期的な低炭素化に向けた技術戦略・イノベーション戦略に関する研究

顧客便益(快適性、生産性など)に配慮した温熱環境・エネルギー評価手法に関する研究

研究内容/
求める人材像
 当研究所では、職場や家庭などの職住環境において、『効率的なエネルギー利用(低炭素化)』と『快適性や生産性などの便益向上』の両立を目指した研究を行っています。具体的には、環境の実測や被験者実験により物理環境要素が人に与える影響を把握し、この知見を温熱環境シミュレーションに適用するなどして、エネルギー利用時の『建物・機器・人』の相互影響を理解し、効率的かつ高い便益を提供できる職住環境の創造に寄与したいと考えています。
 今後は、現在有する人の便益に関する評価技術や各種シミュレーション技術を発展させ、街区レベルの電力安定供給、人の便益向上、低炭素化の両立に向けた次世代需要デザイン研究に意欲的に取り組んでいく予定です。
 こうした研究を加速させるため、人の生理心理量の測定・評価技術等の便益評価に関する知見を有し、エネルギー・便益評価ツールの開発といったシミュレーション技術に携わっていただける、建築環境工学関連分野の知見をお持ちの研究者を募集します。
 人の測定・評価技術や、シミュレーション技術に強い関心や興味をお持ちの方、これら分野で経験を有する方の応募をお待ちしております。
当面の研究課題 省エネと快適性を両立できる建物の温熱環境・エネルギー評価手法の開発
顧客便益評価手法の開発
顧客便益に配慮した街区レベルの省エネ・需要デザイン提案手法の開発
研究専門分野/
専攻学科
建築環境工学、機械伝熱工学など
学歴 修士または博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
募集部門 エネルギーイノベーション創発センター
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原子燃料サイクル技術の開発

研究内容/
求める人材像
 我が国のエネルギーセキュリティーや世界的な地球温暖化対策の観点からは、エネルギーベストミックスを考慮しつつ、今後もある程度の原子力発電を利用することが望まれています。原子力エネルギーは、ウラン燃料と合わせ、原子炉内で生成するプルトニウムを利用することにより、その資源量を大幅に拡大できる魅力を有しています。そのためには、使用済燃料を再処理することにより原子燃料として再利用できるウランやプルトニウムを回収し、残る放射性廃棄物は安定な廃棄体として地層深く埋設処分するという原子燃料サイクル技術の確立が不可欠です。
 我が国では、現行の軽水炉から発生する使用済燃料を処理するために、日本原燃(株)により六ヶ所再処理工場の建設が進められており、国の安全性適合審査を経て竣工の予定です。六ヶ所再処理工場の安全かつ安定した運転は、我が国の原子燃料サイクル構築にとって重要であり、当面は、新規制基準に対応するための試験等を行う必要がありますが、長期的には、さらなる安全性の向上や安定運転を目指した技術の開発を行うこととなります。
 六ヶ所再処理工場から得られるプルトニウムは、当面は軽水炉においてプルサーマル燃料として用いることとされていますが、原子燃料サイクルの確立には、高速増殖炉での利用が不可欠です。そのためには、高速炉燃料の再処理技術の開発が必要であり、当所では、これまでに乾式再処理を中心とした高速炉燃料サイクル技術の開発を行っています。
 原子燃料サイクル技術の将来を見据え、現行の六ヶ所再処理工場から高速炉サイクルの確立まで幅広い技術の開発に、長期的に貢献できる研究者を求めています。
当面の研究課題 ・六ヶ所再処理工場の安全性向上および安定運転のための技術開発
・高速炉燃料サイクル技術の基盤研究
研究専門分野/
専攻学科
再処理技術に係わる幅広い化学(化学工学、工業化学、応用化学、電気化学、材料化学、放射線化学など)
学歴 修士または博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
募集部門 原子力技術研究所
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送変電設備の絶縁設計の合理化

研究内容/
求める人材像
 安定した電力輸送を実現するためには,送変電設備で発生する過電圧を予測し,その過電圧に対して高信頼度かつ合理的な設計を行なうことが不可欠です。これは絶縁協調と呼ばれるもので,当所の設立時より取り組み,維持・継承してきた重要な基盤技術であり,これまで実送変電設備の設計に活用されてきました。今後,大量の送変電設備の更新時期を迎えますが,電力システム改革による電力輸送の公益化に伴い,現状の高信頼度の電力輸送を維持しつつ,電力輸送の合理化に対する要求が高まることが予想されます。これを実現するためには,過電圧予測技術の精度向上による絶縁設計の最適化を図ることが必要となります。
 そこで,当研究所では,電力設備に落雷時の過電圧やその他電力設備で発生する過電圧の数値解析,また,その解析に必要となる高電圧・サージ現象の解明に関する研究に取り組む研究員を募集しています。柔軟な思考力をもって,意欲的に解析・高電圧実験に問題解決に取り組める方を求めています。
当面の研究課題 送電線・変電所の絶縁設計の合理化
研究専門分野/
専攻学科
専門分野:高電圧工学,電磁気学,放電物理,送配電工学など電気工学全般
専攻学科:電気工学科/電子工学科など
学歴 修士または博士課程修了者(新卒のみ)
募集部門 電力技術研究所
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先進セラミック材料の損傷劣化メカニズムの解明

研究内容/
求める人材像
 高効率なコンバインドサイクル発電設備は、今後も重要な電源として期待されています。この発電設備の中核となるガスタービンの部品には、耐熱性を高めるために、セラミックス製の遮熱コーティング(TBC:Thermal Barrier Coating)が適用されています。また、最近では、更なる耐熱性の向上を目指して、セラミック複合材料(CMC:Ceramic Matrix Composites)の開発が進められています。しかし、TBCやCMCといった高性能な先進セラミック材料でも、ガスタービンの高温燃焼ガス流に長時間晒されると、微視組織の変化やそれに伴う強度低下が生じます。このため、当研究所では、ガスタービンの運転を模擬した高温での破壊試験や、微視組織変化を模擬した数値シミュレーションにより、先進セラミック材料の損傷劣化メカニズムの解明に取り組んでいます。
 当研究所では、機械材料学の素養を持ち、機械工学、材料工学等の分野に専門性を有する方で、先進セラミック材料の損傷劣化メカニズムの解明に一緒に取り組む人材を求めています。先進セラミック材料の損傷劣化メカニズムの解明に挑戦する気概を持つ、意欲的な方を募集します。
当面の研究課題 ガスタービン用材料の損傷劣化メカニズムの解明および寿命評価技術の開発
研究専門分野/
専攻学科
機械材料学、材料工学、機械工学など
学歴 修士または博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
募集部門 エネルギー技術研究所
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循環型社会の構築に向けた次世代環境対策技術の開発

研究内容/
求める人材像
 現在、日本では、火力発電中心の電源構成となっています。このため、当研究所では、火力発電所の環境対策に関する研究開発に取り組んでいます。一方、欧州では、再生可能エネルギーの利用に向けた研究開発が積極的に行われており、将来的には、日本においても再生可能エネルギーを最大限活用した循環型社会の構築に向けた研究開発が必要と考えています。
 循環型社会の構築においては、これまでにない、新たな環境対策技術が必要です。例えば、再生可能エネルギー由来の水素を燃料として利用する場合の環境対策、バイオマスや廃棄物等の未利用資源を使用する場合の環境対策、各種資源を循環利用する場合の環境対策等が考えられます。
 そこで、本研究テーマでは、化学工学の素養を有し、循環型社会の構築に向けた新たな環境対策に関して、意欲的に研究開発に取り組む人材を募集します。採用後は、当面、火力発電所や当研究所の燃焼試験設備での計測・データ解析を通じて、火力発電所の環境対策に関する研究に一緒に取り組んでいただきます。また、並行して、循環型社会を構築するための新たな環境対策技術の研究開発に積極的にチャレンジしていただき、将来的には、環境対策に関する研究開発の中核を担う人材となることを期待しています。
当面の研究課題 火力発電所の環境対策に関する研究開発
研究専門分野/
専攻学科
化学工学、反応工学、粉体工学など
学歴 修士または博士課程修了者(新卒のみ)
募集部門 エネルギー技術研究所
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スマートグリッドや先進設備保守のための無線通信評価技術に関する研究

研究内容/
求める人材像
 電気事業では,太陽光発電などの分散型電源大量導入環境下においても電力系統を効率的かつ安定的に運用するためのスマートグリッドや,高度経済成長期における電力需要に応じて多数導入され高経年化した電力機器など,様々な設備を適切に保守・運用するための先進設備保守技術の開発が急務となっています。これらの実現には,広く面的に構築されている電力機器の状態を適切に把握する必要があり,そのための通信ネットワークも効率的に構築しなければならず,無線通信技術の活用が期待されます。
 電気事業におけるフィールドは,電波が反射・散乱する金属構造物が多く存在する発変電所や,電波が遮蔽されやすい山間地にある送電線周辺など,多種多様な環境となります。さらに,近年,LPWA(Low Power Wide Area)を始めとした新たな無線通信システムが数多く開発されており,適材適所に電気事業へ適用する方策を検討しなければなりません。従って,適用フィールドおよびセンシングや制御といったアプリケーションに応じた無線通信システムのパラメータ設計,置局設計などを効率的に実施する必要があります。このためには,電波伝搬やネットワークに関する計算機シミュレーション技術を活用した,無線通信システムの特性評価が重要となります。
 当研究所では,無線通信システムの特性評価を通じ,ICTを活用したアプリケーションの導入を支え,将来の電気事業における通信技術の確立に貢献できる研究者を求めています。

当面の研究課題 電力フィールドを想定した電波伝搬やネットワークシミュレーションに関する研究
研究専門分野/
専攻学科
通信工学(特に無線通信やその応用)に関連する学科など
学歴 修士または博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
応募窓口 システム技術研究所
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スマートグリッド用通信向けのネットワーク仮想化技術の開発

研究内容/
求める人材像
電力をこれまで以上に安定かつ効率的に供給するためのシステムであるスマートグリッドでは,情報通信ネットワークの活用が欠かせません。スマートグリッドで活用される情報通信ネットワークにおいて,リアルタイムの制御が要求される電力流通インフラを支えるためには,高信頼性と安定した伝送性能(低遅延・低遅延揺らぎなど)の確保と,低コスト化や製品の長期安定供給確保といった,相反する要件を両立できるようにする必要があります。現在普及しているインターネットで利用されている技術(IP系技術)は,低コスト化への寄与が期待できる一方,遅延時間や遅延時間変動が大きくなりやすい傾向があります。また,高信頼性を確保するための技術がいくつか存在しますが,それらを適切に利用しなければ,伝送性能やコストに悪影響を及ぼします。さらには,通信機器の保守・設定や通信経路管理に多大な労力を要するという運用上の問題もあります。
このため,これらの諸課題を合理的に解決するアプローチの一つとして,ネットワーク仮想化技術に着目し,これを電力保安用通信に適用することを検討しています。例えば,現在のネットワーク仮想化技術では,経路等を管理するコントローラを冗長化させる際に,同一建物内など近い位置に配置する必要があります。一方で,電力保安用通信では,広域災害時でも通信路を確保するために,バックアップ拠点を地理的に離れた位置に設置する必要がありますが,上記のように現在のネットワーク仮想化技術では対応できません。
このように,当研究所では,ネットワーク仮想化技術に加え,情報通信ネットワークに関連する幅広いテーマについて研究し,スマートグリッドを支える情報通信ネットワークの構築に貢献できる研究者を求めています。
当面の研究課題 電力保安用通信への適用を目指したネットワーク仮想化技術に関する研究
研究専門分野/
専攻学科
通信工学,情報工学,計算機工学,システム工学など
学歴 修士または博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
応募窓口 システム技術研究所
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電力系統と協調のとれた新しい変換器制御方式の開発

研究内容/
求める人材像
太陽光や風力のように逆変換器(インバータ)を用いて系統に連系される再生可能エネルギー電源が電力系統に今後ますます導入されることが予想されており,増加する変換器と既存の電力系統との協調が十分でない場合、変換器の電力系統への影響が懸念されています。このため,既存の電源と協調の取れたインバータの新しい制御方式の開発が重要な研究テーマになっています。また,我が国においては2020年代後半に周波数変換所の容量を更に拡大することが計画されており,新旧の変換装置が混在するため,変換器に係わる技術開発が幅広く求められています。
 これらの研究は,瞬時値ならびに実効値のシミュレーション解析に加えて,アナログの電力系統シミュレータを活用して実施していく予定です。電力系統に関する基盤技術をベースとし,パワーエレクトロニクスに係わる技術開発に意欲的に取り組める研究員を求めています。
当面の研究課題 新しい変換器制御方式の開発を含めた,パワーエレクトロニクス機器の解析・制御や実験的検証
研究専門分野/
専攻学科
電気工学科/電子工学科など
学歴 修士または博士課程修了者(新卒のみ)
応募窓口 システム技術研究所
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構造・材料の信頼性評価に関する研究

研究内容/
求める人材像
 発電プラントの安全かつ合理的な運転管理にリスクの考え方を活用しようとする機運が高まっています。これまでは決定論的な考え方によりプラント構造・材料の安全性を評価するというのが基本でしたが、たとえば外力や部材強度が本来的に不確定性をもっていることを織り込んで、それらの分布特性を把握した上で安全性と危険性を定量的に評価できるようにすることが、これからの発電プラントの維持には不可欠になると考えられます。そのためには、信頼性工学、統計学、確率論等として整理されてきた学術体系を実機構造の評価にどう生かしていけばよいのか、その方法論を構築していくことが重要です。
 当研究所は、このようなニーズに応えるべく、新しい評価技術の構築に一緒に取り組んでいただける研究員を募集いたします。机上の論理に留まらず、柔軟な発想力をもって課題に取り組んでいただける方をお待ちしています。
当面の研究課題 確率論的破壊力学による構造・材料の健全性評価に関する研究
材料強度の統計分布特性に関する研究
リスクを活用した保全に関する研究
研究専門分野/
専攻学科
信頼性工学、材料力学、統計学、確率論 など
学歴 修士または博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
募集部門 材料科学研究所
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先進的な水素製造技術開発とエネルギー用途としての水素チェーンの評価

研究内容/
求める人材像
再エネ大量導入時の対応策、2050年80%CO2削減の解決策の一つとして、水素利用技術の活用が進められています。しかし、現時点では経済的優位性が低く、変換効率も高くないことから、エネルギー用途として実用に至っていません。
当所ではこれまで現状技術を調査し、革新的な将来技術の可能性について要素技術開発を進めてきました。水素が真にエネルギー用途として利用されるためには、様々な利用空間で、競合技術に優位となる技術を開発し、その有効性を示す必要があります。
この目標達成に向けて、
(1)先進的な水素製造技術の開発、評価
(2)水素利用を含むチェーン全体の俯瞰的評価
(3)水素を用いたCO2削減のための有効利用技術(CCU)の要素技術開発
に取組む人材を募集します。
当面の研究課題 ・先進的な水素製造技術開発
・水素製造・輸送/貯蔵技術の調査分析
・系統安定化に寄与する水素利用技術の確立
研究専門分野/
専攻学科
専門分野:電気化学、反応工学、化学工学、エネルギー工学
学歴 修士または博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
募集部門 材料科学研究所
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高温材料の損傷評価に関する研究

研究内容/
求める人材像
 2015年12月に開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議において“パリ協定”が採択され、締結国は温室効果ガス排出量の削減に関する数値目標を示すこととなりました。このCO2排出量削減を実現するためには、火力発電所は熱効率を向上させる必要があります。熱効率は作動流体(蒸気、ガス)の温度に依存するため、より高温で使用できる構造材料の開発・実用化が必要です。また、“パリ協定”達成における大きな鍵である再生可能エネルギーの大量導入の実現には、バックアップ電源としての火力発電所の頻繁な負荷変動が不可欠です。この頻繁な負荷変動は、単に疲労損傷の増大をもたらすだけではなく、過渡条件下における構造設計法の再構築を促す可能性も考えられます。
 高温材料に関する研究は1960年代からその時々の社会情勢に応じて活発に進められてきましたが、上記のように、新しい課題に対する取り組みが現在強く求められています。
 そこで、当研究所では、次世代火力発電用の高温材料に関する損傷評価技術の開発に従事頂ける研究員を募集します。研究テーマは、例えば、コーティングの密着特性の評価、結晶制御超合金の変形/損傷挙動のモデリング、微小サンプル試験による熱疲労特性の推定等があげられます。ただし、火力発電分野においては、損傷評価の前提条件や対象材料は時代とともに大きく変化するため、状況変化を常に考慮に入れて研究を進める必要があります。そのため、新しいアプローチや未経験の実験・解析にも柔軟に取り組む意欲を持った方を歓迎します。

当面の研究課題 高効率火力発電用高温材料の損傷評価に関する研究
研究専門分野/
専攻学科
高温強度学、材料組織学、計算力学 など
機械工学科、材料工学科 など
学歴 修士または博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
募集部門 材料科学研究所
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耐熱材料の高温腐食対策技術の開発

研究内容/
求める人材像
我が国のエネルギー需給構造の見通しとして策定されたエネルギーミックスでは、火力発電は総発電量の50%以上を供給する基幹電源として位置づけられており、プラントの長期信頼性の確保が不可欠となっております。また、低炭素社会に向けた火力発電の課題でもあるCO2排出抑制のため、次世代技術導入や燃焼温度の高温化による発電の高効率化が図られています。さらに、火力発電は気象条件により発電出力が変動する再生可能エネルギーのバックアップ電源として、起動と停止を頻繁に繰り返す負荷変動運転を行うことが想定されています。
このような状況において、発電に用いられる耐熱材料はこれまでにない過酷な環境に曝されることが予想され、運転の環境条件が材料劣化に及ぼす影響を正しく捉えることが必要となります。なかでも高温の燃焼ガスにより生じる材料の高温酸化・高温腐食を抑制する技術や損傷を予測する技術は高効率化や電力安定供給を保証する上で非常に重要な課題となっております。
これら腐食損傷の発生および抑制に関する知見はある程度整理されておりますが、起動停止の繰り返しによる熱応力が重畳することで、新たに腐食疲労による損傷の懸念が生じております。このため、力学条件・腐食条件の相互作用下での劣化発現機構の解明や腐食発生抑制のための技術開発を通じ、火力発電のより安全で安心な運用を実現することが期待されています。
そこで当所では、高温腐食と材料強度などの観点から、実験と数値解析による課題の解決に向けて熱意を持って取り組んで頂ける人材を募集します。燃焼や伝熱など他分野の研究者とも連携し境界分野における問題解決能力を発揮できる方を歓迎します。
当面の研究課題 実験と数値解析による高温腐食、腐食疲労メカニズムの解明、高精度な腐食損傷予測技術の開発
研究専門分野/
専攻学科
金属材料の高温酸化・高温腐食、化学工学、数値解析(有限要素、熱力学)、材料力学
学歴 修士または博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可(既卒はポスドクのみ))
募集部門 材料科学研究所
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構造材料の破壊評価に関する研究

研究内容/
求める人材像
 火力・原子力発電プラントを安全かつ効率的に運転するには、構造機器に使われる材料の健全性が確保されなければなりません。発電プラントは、高温、高圧といった苛酷な条件で運転され、中性子照射環境や腐食環境に置かれたりすることから、このような条件下での経年劣化を考慮した上で、材料の健全性を的確に評価することが必要です。
 そのためには、破壊力学、材料強度学といった専門分野を基盤としつつ、現実の構造材料の破壊挙動をどのように予測し、かつその知見をどのように実社会に活かすことができるのかについて、多角的なアプローチによって評価研究を進めていくことが求められます。たとえば、超小型試験片を用いた破壊強度の計測技術の実用化、構造の複雑さや材料特性の不確かさを考慮した確率論的・統計論的な破壊評価法の開発などに理論、工学の両面から取り組んでいくことが鍵であると考えます。
 当所では、破壊力学に軸足を置きつつ、構造材料の新たな破壊評価に関する研究に一緒になって取り組んでいただける研究員を募集します。柔軟な思考力をもって意欲的に問題解決に取り組める方をお待ちしています。
当面の研究課題 超小型試験片による破壊強度評価技術に関する研究
確率論的破壊力学による健全性評価法に関する研究
研究専門分野/
専攻学科
専門分野:破壊力学、材料強度学、構造力学 など
専攻学科:機械工学科、材料工学科 など
学歴 修士または博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
募集部門 材料科学研究所
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IoTへ向けた革新的環境発電素子、センサ素子の創製・性能実証

研究内容/
求める人材像
 センサ、情報処理・通信、ネットワークを組み合わせたIoT(Internet of Things)を導入することで、社会全体の生産性や運用効率の向上が期待されています。電気事業においても、大量の無線センサ端末を導入することにより、これまでの電力設備の運用保守技術の発想や質を革新していくことが期待されております。
 材料科学研究所では、電気事業におけるニーズを見据えて、発電・蓄電・情報処理・通信の各機能を統合したセンサ素子の創製・性能実証の研究を行っております。その一環として、環境振動や磁歪によって発電する素子の開発、発電された電気を蓄えるための蓄電機能の機能出現と、電力現場で必要となる新規センサ素子の創製・性能実証の研究を進める計画です。
 このため、環境発電素子やセンサ素子の開発、性能実証に意欲的に取り組んでいただける方を募集します。
当面の研究課題 環境発電素子、新規センサ素子の研究開発
研究専門分野/
専攻学科
専門分野:材料物性、固体物理、電気・電子工学(半導体)など
学歴 博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
募集部門 材料科学研究所
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太陽電池等の半導体材料の特性分析・評価、性能予測技術

研究内容/
求める人材像
 再生可能エネルギーの普及拡大に対する社会的な期待や、省エネルギーによる資源節約の必要性から、太陽電池やサイリスタ/トランジスタなどの半導体素子の果たす電力系統内での役割が、今後益々高まることが予想されます。
このような状況下で、最近の太陽光発電の大量導入に伴う出力変動の影響低減など、半導体素子の利用の観点からの技術研究が新たなテーマとして重要になっています。
 材料科学研究所では、半導体などの機能材料研究の一環として、電力系統に連系された太陽光発電の発電量のリアルタイム把握・予測など、電力系統の安定運用に対する技術開発に取り組んでいます。
 さらに、今後中長期にわたって再生可能エネルギーの中心を占めると考えられる太陽光発電や、省エネルギーに重要なパワー半導体などを対象に、継続的なニーズが想定される劣化や故障等の信頼性を中心とした研究の拡充を予定しています。
 これに向けて、電気事業での半導体材料の活用のための材料分析・評価技術の構築に意欲的に取り組んでいただける方を募集します。
当面の研究課題 太陽電池等半導体の材料分析・評価に基づく劣化・故障予測技術の開発
研究専門分野/
専攻学科
固体物理、化学、電気・電子工学(半導体)など
電気・電子工学科、材料工学科、物理学科、化学科など
学歴 修士または博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
募集部門 材料科学研究所
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電力設備への津波影響評価技術

研究内容/
求める人材像
 当研究所では、津波による電力施設・設備への影響の評価など、津波によるリスク評価に関わる技術開発に取り組んでいます。
 この取り組みにおいて、津波の頻度や規模を評価する確率論的津波ハザード評価技術の高度化、津波堆積物の調査・認定手法の確立、津波による作用(波圧、洗掘、漂流物衝突)やそれによる施設・設備の応答および損傷を評価する技術の高度化に向けて、数値解析、実験および現地調査を通して研究しています。また併せて、これらの技術の確率論的評価への適用も検討しています。
 これらの研究を実施するためのチームの一員として、以下のような自然災害を対象とした数値解析手法の開発・応用や室内実験に意欲的に取り組める研究員を募集します。
(1) 海洋(津波を含む)・波浪モデルの開発・応用・適用
(2) 陸上氾濫流に対する構造物健全性評価に関する水理実験の実施および数値解析モデルの開発
(3) 津波等の自然災害による確率論的リスク評価手法の構築
 土木工学における水理学・海岸工学、機械工学における流体力学、または、地球物理学のいずれかに取り組んだ経験があり、先進的な数値解析や実験計測にチャレンジできる熱意のある方を歓迎します。
当面の研究課題 電力施設に対する津波によるリスク評価
研究専門分野/
専攻学科
土木工学、機械工学、地球物理学、信頼性工学
学歴 修士または博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
募集部門 地球工学研究所
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構造物の衝撃挙動評価

研究内容/
求める人材像
 東日本大震災を契機として、原子力発電所に対して、竜巻・火山・津波等の自然現象によって発生する飛来物・漂流物の衝突や、テロによる航空衝突等のシビアアクシデントに関する評価が必要となっています。このような問題ではミリ秒単位の速度を伴う現象を扱うとともに、多くの場合、対象施設・設備等が大変形を伴って破壊までに至る現象となります。
 当研究所では1980年代より、コンクリート構造物の耐衝撃設計に関する研究を進めるなど、これまでに実験・解析等を通じて、衝撃や大変形現象に対する多くの知見・経験を有し、当該分野をリードしてきました。
今後もますますこのような現象への精緻な対応が求められることが予想され、継続的な研究により評価技術の高度化を図っていく必要があります。
 今回の募集では、衝撃や大変形現象に関わる実験・解析に取り組むことのできる意欲ある方を求めています。入所後は、衝撃挙動評価に必要となる材料レベルの試験を含む実験技術、有限要素法などの解析技術を修得し、本分野において当所だけでなく我が国をリードする研究者となっていただきたいと考えています。
当面の研究課題 実験・数値解析による飛来物対策工の合理的な性能評価法の開発
放射性物質を収納する容器の衝突事故時評価
研究専門分野/
専攻学科
専門分野:構造工学、材料工学
専攻学科:機械工学、土木工学、建築工学
学歴 修士または博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
募集部門 地球工学研究所
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放射性廃棄物埋設処分施設への環境影響評価に関する研究開発

研究内容/
求める人材像
 近年、地下に埋設した構造物に、微生物の活動に起因する腐食が散見されます。地下深部に作られる放射性廃棄物処分施設では、長期に渡って廃棄物を処分容器に保管するため、地下の環境での容器の腐食について評価する必要があります。一方、地下深部に生息する微生物は、種類や性質など未解明な点が多いのが現状です。当研究所では、地下の微生物の生理・生態の解明を進めるとともに、処分容器の腐食や、容器内の放射性核種が漏洩した場合の移行に与える影響を評価する研究開発を積極的に推進して行く予定です。
 そのため、微生物学や化学などを専門分野とする人材を求めています。具体的には、微生物培養などに係る知識に加え、腐食や移行に関わる化学種の分析にバックグラウンドを有する方が望まれます。将来は、上記の腐食や移行挙動などへの微生物影響の予測評価技術の開発への貢献を期待しています。
当面の研究課題 地下環境における化学種及び微生物種の動態解析
研究専門分野/
専攻学科
微生物学、化学(分析、環境、放射)など
学歴 修士または博士課程修了者(新卒のみ)
募集部門 環境科学研究所
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長期的な低炭素化に向けた技術戦略・イノベーション戦略に関する研究

研究内容/
求める人材像
パリ協定の発効を受け、国内外で低炭素化への動きが加速しています。今世紀末までに温室効果ガス排出を実質的にゼロにするような大幅な排出削減の実現には、長期的なイノベーション戦略が非常に重要になります。このため、電気事業の低炭素化対応においても長期的なイノベーション戦略の構築が重要課題となっています。
他方で、近年の電力システム改革、分散型電源の大量導入、およびデジタル化の急速な進展を受けて、電気事業の技術体系は大きく変化しつつあります。海外電気事業では近年研究開発投資を大きく増加させるなど新たなイノベーション戦略が構築されており、わが国の電気事業でも対応が求められています。今後は電力業界の研究開発体制の再編も想定され、その中で当所は電気事業の中央研究機関として主導的な役割を果たす必要があります。
そこで当所では、変革期にある電気事業者の研究開発戦略の構築を支援しつつ、電気事業並びにわが国の長期的な低炭素戦略の分析に従事する人材を募集します。技術経営学やイノベーション理論に立脚しつつ、電気事業・エネルギー事業に強い関心を持ち、電気事業者の戦略策定や政策提言などの実務的な課題にも意欲的に取り組むことのできる方を求めます。

社会経済研究所について
研究員の紹介
職員を知る 

当面の研究課題 ・低炭素化やエネルギーイノベーション促進に関する政策の分析・提言
・電気事業者の研究開発・イノベーション戦略の構築支援
研究専門分野/
専攻学科
経営学、技術経営学、イノベーション理論など。研究業務には、定性的な事例分析に加えて研究開発費や特許等のデータを用いた定量分析が含まれるため、定性・定量両方の研究経験を有することが望ましい。
学歴 修士又は博士課程修了者(新卒・既卒いずれも可)
募集部門 社会経済研究所
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