電力中央研究所 RECRUITING

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雇用形態


正職員

生産プロセスのエネルギー計測・分析・解析・評価技術の開発

エネルギーイノベーション創発センター

研究専門分野/専攻学科
プラントシステム・熱エネルギー利用・伝熱流動/生産プロセスを対象としたエネルギーの計測・分析・解析・評価に関連する学科
研究内容/専門学科
 地球環境保全、エネルギーセキュリティ確保、経済成長、利便性・安全性・快適性向上を達成するには、「低炭素電源×電化×省エネ」の推進が不可欠です。  ヒートポンプは、「電化」と「省エネ」を同時に達成する主要な技術の一つとして国内外で大きな注目を集めており、住宅・ビル等の冷暖房・給湯・冷凍冷蔵・除加湿や、工場の冷却・加温・乾燥・滅菌・蒸留などの生産プロセスに利用されています。ただし、電力という質の高いエネルギーを使って低温環境から高温環境へ熱を汲み上げる(熱の流れる向きを本来とは逆にする)技術であることから、低温環境の温度(採熱・冷却温度)が低いほど、高温環境の温度(加熱・放熱温度)が高いほど性能が低下します。そのため、低温外気から採熱する寒冷な地域への普及や加熱温度の高い生産プロセスへの普及が十分ではありません。  特に後者については、各種工場の多種多様な生産プロセスにおける熱負荷(温水・熱風・蒸気等等の流量と温度)、それらの熱を供給する機器・システムのエネルギー消費量とエネルギー効率が十分明らかになっているとは言えず、各プロセスに適したヒートポンプのスペックを定めにくいという課題にも直面しています。  これらの課題を解決するため、本件で採用する研究員には、様々な生産プロセスの熱負荷を高精度かつ安価に計測・分析する技術、ならびに、機器・システムのエネルギー消費量とエネルギー効率を高精度かつ迅速に解析・評価する技術の開発に携わっていただきます。  当研究所は、プラントシステムや熱エネルギー利用等に関する基本的な知見と経験を有し、生産プロセスの計測・分析・解析・評価に地道に取り組み、かつ、新しい技術の考案と適用にも積極的にチャレンジすることができる人材を求めています。

正職員

火力機器の確率論的寿命評価手法の開発

エネルギー技術研究所

研究専門分野/専攻学科
流体工学、伝熱工学、数理統計学、プラントシステム
研究内容/専門学科
 CO2排出抑制のため、火力発電プラントでは高温化による発電効率の向上が図られています。また、近年の再生可能エネルギーの大量導入によって、起動と停止を頻繁に繰り返す負荷変動運転が行われています。こうした「高温化」と「頻繁な負荷変動」によって、火力機器では従来と異なった損傷が生じることが懸念されます。  このような状況下で、火力機器を、信頼性を確保しながら運用するためには、運転中の機器の状態を数値シミュレーション(CFDやFEM)により正確に推定し、機器の損傷や寿命を評価することが重要になります。  火力機器において、形状や材料物性のばらつきといった不確かさが、損傷や寿命に大きな影響を及ぼすため、数値シミュレーションを行う際には、こうした不確かさの影響を考慮して確率論的に寿命を評価する必要があります。  しかしながら、不確かさの影響を考慮するためには膨大な解析コストを要することが課題であり、こうした課題の解決のためには、既存の解データを学習することで、任意の入力に対する出力応答を予測する代替モデル(サロゲートモデル)の利用が有力です。当研究所においても、火力機器の温度場や応力場に対する代替モデリング手法やこれを用いた不確かさ評価手法の開発に取り組んでいます。  そこで、当研究所では、代替モデルを用いた火力機器の確率論的寿命評価手法の開発に取り組んでいただける研究員を募集いたします。現在、火力機器を研究対象とされている方に限らず、CFDもしくはFEMに関する知識ならびに経験を有している方を募集いたします。

正職員

未利用熱エネルギーの変換デバイスの開発と安価な高温腐食対策技術の開発

エネルギー技術研究所

研究専門分野/専攻学科
反応工学、電気化学、熱力学、伝熱工学
研究内容/専門学科
 未来社会に求められる効率的なエネルギーの活用の観点から、未利用エネルギーの有効利用が重要と考えています。そこで当研究所では、新たなエネルギー源として、未利用の熱エネルギーを電気に変換する電気化学デバイスの開発に取り組み始めました。この変換デバイスでは、将来的に工場やオフィスビルの廃熱を直接、工業的に電気にかえるシステムを想定しています。現在、温度差およびpH差を利用したデバイスの可能性について検討していますが、様々な特殊反応場を組み合わせて未利用エネルギー変換デバイスの開発を進める予定です。  また、火力発電所のボイラ等の高温部品では様々な腐食(高温酸化、硫化腐食、溝状腐食、エロ―ジョン)が生じており、当研究所では安価な腐食対策技術を開発して対応しています。今後も、これまでの技術開発に加え、高温高圧水、超臨界流体に対する腐食対策の開発も進める予定です。  本件で採用する研究員には、上記の開発に携わっていただき、様々な知識を蓄積・融合しながら、新しい技術の考案に何度でもチャレンジできる人材を求めています。

正職員

電力制御システムのサイバーセキュリティ

システム技術研究所

研究専門分野/専攻学科
情報セキュリティ、情報システム、通信ネットワーク、電力システム、人工知能、データサイエンス、可視化技術、パターン認識、機械学習、ソフトウェアシミュレーション、ソフトウェアエンジニアリング、システムエンジニアリング、IoT、監視制御システム
研究内容/専門学科
 サイバー攻撃、セキュリティ技術(検知、防御)、制御対象システムへの影響の検証などを可能とする、系統制御システム、変電所システム、配電自動化システム、発電所監視制御システムなど、電力会社の所有する制御システムおよびその制御対象となるシステムを模擬するセキュリティテストベッドを開発します。  また、このテストベッドを活用し、サイバー攻撃の制御対象への影響を防止、低減するため、実際の制御の方式、処理やシーケンスの知識に基づくセキュリティ技術(検知、防御)の開発を目指します。  さらに、セキュリティテストベッド開発やセキュリティ技術開発の知見に基づき、当所が電力会社向けに実施しているセキュリティ演習において、演習シナリオの企画、演習システムの企画および設計をします。  コンピュータやインターネットやそのセキュリティは専門ではないが興味を持っている電力系統の制御を専門とする方、コンピュータやインターネットの運用管理技術を専門としており電力の制御システムとそのセキュリティに取り組もうという意欲のある方、など、情報セキュリティ、ソフトウェア工学、情報ネットワーク、電力系統工学の分野を横断して広く関心を持って研究に取り組む意欲のある方を募集します。  ※勤務地は横須賀地区となりますが、セキュリティ実験設備およびセキュリティ演習設備は狛江地区にあり、年の1/3から1/2は狛江地区になります。

正職員

電力系統と協調のとれた新しい変換器制御方式の開発

システム技術研究所

研究専門分野/専攻学科
電気工学科/電子工学科など
研究内容/専門学科
太陽光や風力のように逆変換器(インバータ)を用いて系統に連系される再生可能エネルギー電源が電力系統に今後ますます導入されることが予想されており,増加する変換器と既存の電力系統との協調が十分でない場合、変換器の電力系統への影響が懸念されています。このため,既存の電源と協調の取れたインバータの新しい制御方式の開発が重要な研究テーマになっています。また,我が国においては2020年代後半に周波数変換所の容量を更に拡大することが計画されており,新旧の変換装置が混在するため,変換器に係わる技術開発が幅広く求められています。 これらの研究は,瞬時値ならびに実効値のシミュレーション解析に加えて,アナログの電力系統シミュレータを活用して実施していく予定です。電力系統に関する基盤技術をベースとし,パワーエレクトロニクスに係わる技術開発に意欲的に取り組める研究員を求めています。

正職員

スマートグリッド用通信向けのネットワーク仮想化技術の開発

システム技術研究所

研究専門分野/専攻学科
通信工学,情報工学,計算機工学,システム工学など
研究内容/専門学科
電力をこれまで以上に安定かつ効率的に供給するためのシステムであるスマートグリッドでは,情報通信ネットワークの活用が欠かせません。スマートグリッドで活用される情報通信ネットワークにおいて,リアルタイムの制御が要求される電力流通インフラを支えるためには,高信頼性と安定した伝送性能(低遅延・低遅延揺らぎなど)の確保と,低コスト化や製品の長期安定供給確保といった,相反する要件を両立できるようにする必要があります。現在普及しているインターネットで利用されている技術(IP系技術)は,低コスト化への寄与が期待できる一方,遅延時間や遅延時間変動が大きくなりやすい傾向があります。また,高信頼性を確保するための技術がいくつか存在しますが,それらを適切に利用しなければ,伝送性能やコストに悪影響を及ぼします。さらには,通信機器の保守・設定や通信経路管理に多大な労力を要するという運用上の問題もあります。 このため,これらの諸課題を合理的に解決するアプローチの一つとして,ネットワーク仮想化技術に着目し,これを電力保安用通信に適用することを検討しています。例えば,現在のネットワーク仮想化技術では,経路等を管理するコントローラを冗長化させる際に,同一建物内など近い位置に配置する必要があります。一方で,電力保安用通信では,広域災害時でも通信路を確保するために,バックアップ拠点を地理的に離れた位置に設置する必要がありますが,上記のように現在のネットワーク仮想化技術では対応できません。 このように,当研究所では,ネットワーク仮想化技術に加え,情報通信ネットワークに関連する幅広いテーマについて研究し,スマートグリッドを支える情報通信ネットワークの構築に貢献できる研究者を求めています。

正職員

大電力試験・コンピュータシミュレーションを駆使した、次世代ネットワークシステムにも適用可能な大電流・アーク現象への対策技術の開発や評価に関する研究

電力技術研究所

研究専門分野/専攻学科
専門分野 電磁気学、送配電工学、高電圧工学、放電物理など 専攻学科 電気工学科/電子工学科/物理学科など
研究内容/専門学科
今後さらなる進展が予想される、IoTやデジタル技術が適⽤された新たな配電設備の構築にあたり、設備の短絡故障を引き起こす大電流・アーク現象への対処が課題となっています。対策技術の高度化のため、大電力試験による検討とコンピューターシミュレーションの両面からのアプローチが必要です。これらの課題に、柔軟な思考力をもって、意欲的に問題解決に取り組んでいただける方を求めています。

正職員

油入変圧器の確率的な余寿命評価法の確立・高度化研究、およびそのアセットマネジメント支援への活用研究

電力技術研究所

研究専門分野/専攻学科
電磁気学、高電圧工学、材料力学、電熱工学、統計学
研究内容/専門学科
電力系統内の各種機器の寿命を見極め、その限界まで使用することは、低廉で安定な電力供給に必要不可欠な技術です。電力用油入変圧器(変圧器)の寿命は、外部事故発生時の事故電流により、変圧器内部で発生する機械力による部材の破損、筐体の発錆による漏油の多発、局所過熱等の異常事象などにより決まります。したがって、これらの解析技術、外部診断技術、確率的に発生するこれらの事象の総合的な評価技術、更にはその評価結果を基に更新時期を決めるアセットマネジメント技術の開発が必要です。これらの技術を広く習得し、さらなる発展に向けて取り組んでいただける方を求めています。

正職員

新素材等を活用した新しい送電技術の開発に関わる研究およびそのベースとなる耐雷性能評価技術や気中絶縁・放電現象に関する研究

電力技術研究所

研究専門分野/専攻学科
専門分野 電磁気学、送配電工学、高電圧工学、放電物理など
研究内容/専門学科
近年、極端気象の増加や激甚化に対する電力設備のレジリエンスの確保、再生可能エネルギー(再エネ)利用拡大などの情勢から、設備のスリム化や需要の増減に機動的に対応するとともに、災害復旧の迅速化も考え、設置増設や移設が容易な設備の開発を指向することが考えられます。このため、本研究では新素材等を活用した新しい送電技術の開発に関わる研究を推進する予定です。この中で、送電線やそれに接続されている電力機器などにおいては、落雷による事故・故障も依然として問題となりますが、新素材の活用により従来の絶縁設計・耐雷設計等の技術からの高度化が必要となります。このため、今後も安定した電力輸送を実現する上で、送電線を始めとした電力機器における耐雷設計の評価技術やそのベースとなる落雷の詳細な物理的メカニズムやサージ現象の解明が求められています。これらの問題に柔軟な思考⼒をもって、意欲的に問題解決に取り組んでいただける⽅を求めています。

正職員

近年国内で導入が進むポリマーがいし類を中心とした送電設備の状態監視・評価技術およびそのベースとなるポリマー材料の劣化特性、がいし類の汚損耐電圧評価技術に関する研究

電力技術研究所

研究専門分野/専攻学科
専門分野 電磁気学、送配電工学、高電圧工学、放電物理など
研究内容/専門学科
磁器製に比べ、軽量・コンパクトで耐震性に優れるポリマーがいし類の適用が国内で拡大していますが、ポリマーがいし類の特徴である表面の撥水性や日本特有の使用環境などを考慮した汚損設計や試験法、高分子材料の劣化による長期性能評価に課題があります。このため、材料面・現象面からの劣化特性・長期性能の評価に基づく状態監視・評価技術の開発や、その基礎ともなるがいし類そのものの汚損評価(塩害や雪害、火山灰付着など)・電気絶縁技術の更なる高度化が求められています。ポリマーがいし類の利点を活かし、効果的に適用を行うことで、電力設備における運用・保守の効率化や更新・形成の合理化に寄与できることから、今後ニーズが高まることが予想されます。これらの課題に、柔軟な思考⼒をもって、意欲的に問題解決に取り組んでいただける⽅を求めています。

正職員

送変電設備で発生する過電圧を予測し、過電圧に対して高信頼度かつ合理的な絶縁設計を行なう『絶縁協調技術』に関する研究

電力技術研究所

研究専門分野/専攻学科
専⾨分野︓⾼電圧⼯学、電磁気学、放電物理、送配電⼯学など 専攻学科︓電気⼯学科/電⼦⼯学科/物理学科など
研究内容/専門学科
安定した電⼒輸送を実現するためには、送変電設備で発⽣する過電圧を予測し、その過電圧に対して⾼信頼度かつ合理的な設計を⾏なうことが不可⽋です。今後、⼤量の送変電設備の更新時期を迎えますが、⾼信頼度の電⼒輸送を維持しつつ、電⼒輸送の合理化に寄与する研究成果が求められています。これを実現するために、落雷時などに電⼒設備で発⽣する過電圧の数値解析を精度良く⾏うとともに、⾼電圧・サージ現象の解明に向けた実験研究等に、柔軟な思考⼒をもって、意欲的に問題解決に取り組んでいただける⽅を求めています。

正職員

IoTやデジタル技術が適⽤された新たな配電設備の構築や、スマートコミュニティの進展に伴う配電・需要家設備の耐雷・EMCに関する諸課題の解決に寄与する研究

電力技術研究所

研究専門分野/専攻学科
専⾨分野︓電磁気学、送配電⼯学、 通信工学、 放電物理、⾼電圧⼯学など 専攻学科︓電気⼯学科/電⼦⼯学科/物理学科など
研究内容/専門学科
配電系統や需要家における設備設計を⾏う上で、耐雷ならびにEMC(電磁両⽴性)に関わる性能を予測評価することは重要な課題となっています。さらに、今後さらなる進展が予想される、IoTやデジタル技術が適⽤された新たな配電設備の構築や、スマートコミュニティの進展に伴う配電・需要家設備の耐雷・EMCに関する諸課題の解決に寄与する研究が求められております。これらの課題に、柔軟な思考⼒をもって、意欲的に問題解決に取り組んでいただける⽅を求めています。

正職員

IoTやデジタル技術、ドローンなどのロボテクトロニクスの適用が進んだ電力流通設備の電気環境・EMC技術の研究

電力技術研究所

研究専門分野/専攻学科
専門分野 電磁気学、送配電工学、高電圧工学、放電物理など 専攻学科 電気工学科/電子工学科/物理学科など
研究内容/専門学科
近年、送電線保守作業におけるドローンの使用の拡大など、ロボテクトロニクスの電力設備への積極活用が進んでいますが、EMC(電磁両立性)の観点からの新たな課題が生じています。背景には架空送電線などの電力流通設備で電線などから生じるコロナ放電があります。対策技術の高度化にあたり、実験的検討のみならず数値電磁界計算技術の援用が望まれています。これらの課題に、柔軟な思考力をもって、意欲的に問題解決に取り組んでいただける方を求めています。

正職員

ナノ組織分析に基づく構造材料の損傷評価に関する研究

材料科学研究所

研究専門分野/専攻学科
材料工学、原子力工学、金属工学、計測工学、応用物理学など
研究内容/専門学科
当研究所では従来から原子力および火力発電プラントの構造材料を対象に損傷メカニズムの解明および構造材料の健全性評価に関する研究を展開しており、原子炉圧力容器の照射脆化予測法や高クロム鋼の寿命評価式の開発と規格化に貢献してきました。また、近年では原子炉廃止措置プラントの廃却材を活用した研究にも着手し、実機使用条件下での材料損傷の把握と損傷メカニズムに基づく評価精度の向上に取り組んでおります。これらの取り組みの中で大きな役割を果たすのが材料の分析評価技術であり、当研究所ではアトムプローブや収差補正型透過電子顕微鏡といった最新鋭のナノ組織分析装置を整備し、これらの組み合わせ活用により特徴のある研究を行っております。一方でナノ組織分析技術の進歩は目覚ましく、学会や業界など最新の技術開発動向を注視するとともに積極的な技術導入あるいは自主開発を進めて行く必要があります。 そこで、ナノ組織分析技術に高い関心を持ち、構造材料の損傷評価に関する研究に熱意を持って取り組んでいただける研究員を募集します。当研究所には国内のみならず世界的に見ても最先端でユニークな分析装置群が揃っており、これらの設備と分析評価技術を課題解決の手段として捉え適切に選択・活用し発展させていただける方を歓迎いたします。

正職員

統計的特性評価に基づく構造材料の劣化モデリング

材料科学研究所

研究専門分野/専攻学科
金属組織学、材料力学等/材料工学、金属工学、応用物理等
研究内容/専門学科
発電プラントにおける原子炉、タービン、ボイラ等の機器を安全に運用するためには、機器を構成する材料の劣化挙動を適切に評価し機器の健全性評価に反映することが重要です。材料科学研究所では、これまでに原子炉圧力容器鋼や原子炉炉内構造物用ステンレス鋼といった原子炉材料を対象に劣化挙動の評価とそれを元にした材料の劣化モデリングを行い、中性子照射脆化予測法等を開発してきました。一方、これまでは材料の平均的挙動に着目して評価やモデリングが多く行われてきましたが、今後は材料の持つ特性のばらつきを適切に評価しモデルに反映していくことが重要と考えています。このような背景に基づき、当所では材料の化学組成や金属組織、強度の特性分布を実験的に詳細評価するとともに、得られた実験データの統計分析に基づく材料劣化モデリング研究を進めています。  そこで、金属組織の分析・評価、機械特性評価等の金属工学や応用物理に関する実験手法に対する素養を持ち、金属組織評価実験および機械学習等を用いたデータ分析に基づく材料劣化挙動のモデル化に従事いただく研究者の方を募集します。

正職員

パワー半導体デバイス・パワーエレクトロニクス機器の性能評価、高性能化

材料科学研究所

研究専門分野/専攻学科
半導体工学、電気・電子工学など
研究内容/専門学科
 再生可能エネルギーの大量導入や、地域間の連系強化、電気自動車の普及などを背景として、電力制御におけるパワーエレクトロニクス(パワエレ)技術の重要性が高まっています。このため、電力系統で使用されているパワー半導体デバイスやパワエレ機器の性能評価や、SiC技術や新しい回路方式を採用した高性能パワエレ機器に関する研究を推進するための人材を募集します。

正職員

気象災害に対する電力設備の強靭化と早期復旧に向けた研究

地球工学研究所

研究専門分野/専攻学科
流体力学・構造工学・建築学・土木工学
研究内容/専門学科
 近年多発する気象災害では、電力設備をはじめとする様々なインフラが甚大な被害を受け、多くの人々の生活に多大な支障を及ぼすことがあります。災害の影響を最小限に抑える上で、合理的な設備構築・対策を行うことや、被害程度を事前に正確に予測することは非常に重要となります。  そのため、当所では気象観測や数値流体シミュレーション、風洞実験等を駆使して、現存する膨大な電力設備に対して効果的な対策や設計方法の見直しを行うとともに、過去の気象災害による電力設備の被害状況を分析することで被害予測精度の向上に取り組んでいます。また、近年では計算機能力・通信速度の向上、センサの小型化・高精度化によってこれらのデータは大容量化しているため、ビッグデータとして分析・評価することで設計方法や被害予測手法の飛躍的な向上が期待されます。  そこで、当所では、気象観測・数値流体シミュレーション・風洞実験等の研究を行いながら、AI等も用いた高度な分析により、インフラ設備の強靭化・被害予測技術のブレークスルーを目指すことが出来る人材を募集します。

正職員

原子力分野における環境リスク評価手法の研究開発

環境科学研究所

研究専門分野/専攻学科
環境科学、リスク評価、原子力工学、社会工学など
研究内容/専門学科
近年、環境問題への対応においては、リスク評価に基づいた意思決定が重視されてきています。リスク評価には不確実性をともなうことから、確率論的アプローチによる評価が有効であると考えられています。原子力分野においても、安全性の向上に向けて、環境面における確率論的リスク評価(レベル3PRA)技術の構築が急務となっています。 当研究所では、原子力発電所事故時の放射性物質の環境中での移行・拡散、被ばく量の計算、防護措置に係る数値モデルの構築、および、確率論的リスク評価手法の確立を目指して研究を行っています。レベル3PRAでは、事故時の現象面の理解だけでなく、社会的な観点も含んだリスク全体を俯瞰することが重要となります。このため、環境科学や計算科学の基礎知識をベースとし、幅広い知識を積極的に吸収して、総合的な視点から環境対策に取り組む専門家を志す人材を募集します。

正職員

電力システム改革下における再エネ普及政策の評価

社会経済研究所

研究専門分野/専攻学科
政策科学(エネルギー・環境政策)、システム工学、エネルギー資源・経済学
研究内容/専門学科
当所の政策科学(エネルギー・環境政策)分野は、再生可能エネルギーの技術/政策評価や長期エネルギー需給シナリオ分析などに関して多数の実績と方法論の蓄積を有しています。今後の電力システム改革の進展を踏まえて、国内におけるFIT法改正や太陽光発電設置需要家のプロシューマー化等を踏まえたポストFITのあり方、諸外国における自然変動電源の低廉化に伴うFIT等の補助政策を用いないPower Purchase Agreement等、自然変動電源の発電事業者と小売事業者/需要家との間での多種多様な契約形態等について、定性的かつ定量的な政策評価と提言が、一層重要となります。 エネルギー需給を取り巻く環境・資源・社会問題を総合的に鳥瞰した政策評価や経済学等ついての基礎能力を習得しており、エネルギー・環境・経済システムに関連する諸分析が可能で、将来的なエネルギーシステムのあり方を長期的・俯瞰的・学際的に考察・展望していくことができる研究者を募集します。 ●再生可能エネルギーについての報告書など ・2050年までの太陽光発電・風力発電の将来コストに関する考察, Y17501. ・固定価格買取制度(FIT)による買取総額・賦課金総額の見通し(2017年版),Y16507. ・電力システム改革と再生可能エネルギー政策の整合性『電力経済研究』No.64 ・「日本版FITは最悪の失敗政策」(出典:日経ビジネス2017年11月20日号) ●社会経済研究所について ・「エネルギー政策と電気事業」 ・研究員紹介

正職員

自由化された電力市場における新しい系統運用・計画手法の提案

社会経済研究所

研究専門分野/専攻学科
電力系統工学、エネルギーシステム工学
研究内容/専門学科
電力システム改革の進展や再生可能エネルギー電源の導入拡大に伴い、電力市場および電力取引に関する制度は大きな変革期を迎えています。特に、再生可能エネルギー電源の導入拡大時の調整力確保、アンシラリーサービスの調達、リアルタイム市場の制度設計などの課題がわが国で浮上していますが、欧米の先行事例をみると、再生可能エネルギー電源の優遇策のあり方を含めた系統の運用・計画と卸電力市場の制度設計・導入には時間がかかり、導入後、さらには優遇策からの脱却にも試行錯誤が続くものと考えられます。競争環境下での電力系統・電力取引にかかわる制度設計では、安定供給と効率性を確保するために、電力系統工学と経済学の両面から、望ましい制度設計を提案していくことが重要です。 このため、社会経済研究所では、諸外国の電力市場と運用規則の今後の動向などを俯瞰的に見つつ、わが国の電気事業の中長期的な経営環境を考慮した電力市場や電力系統の計画・運用に関する制度の分析や提言を行っています。 社会経済研究所の強みを生かして総合力を発揮し世界の研究機関とも議論し、電力系統工学の専門性を磨きつつ、経済学や法制度の研究者と協働し、広い視野からの成果創出ができる人材を募集しており、この研究に貢献できる人材を期待しております。   研究成果の例 ●電力経済研究第66号 ・ 需給調整市場を考慮したわが国のインバランス料金制度の課題 -ドイツのインバランス料金の変遷から見た考察-   ●電力経済研究第64号 ・電力システム改革におけるアデカシー確保の考察 ―長期エネルギー需給見通しにおける火力電源の収支分析― ・再生可能エネルギー電源大量導入下の欧州における国際連系線を活用した需給調整メカニズムの動向と課題 ・欧州の配電料金構造の動向と課題 -固定定額の従量料金主体の料金構造の限界とその対応策- ・エリア別送電混雑コスト評価ツールの開発