電力中央研究所 RECRUITING

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事務系 Management skill

前例のない道を楽しみながら研究者を支えていく

サステナブルシステム研究本部 研究統括室 河内 翔

大学時代に取り組んだこと
ホルモン剤のウミウシへの影響の解明等、様々な分野の生物学
入所してから取り組んだ業務
  • 外部資金の調達
  • 研究本部の運営
  • 各種研究委員会の事務局
  • 業務効率化
  • 英語対応

入所の経緯

社会を支えるインフラを、さらに支える仕事

私は中、高、大学と海外で生活をしていました。電中研に入所する以前は、ドイツや北米でプロのアイスホッケー選手として活動していたこともあります。数年間のプロ生活を経て次のキャリアを考えたときに、大学で学んだことを活かせればという思いで就職先を考えていました。大学で専攻していたのは生物学ですが、研究職になるよりも、理系の知識を活かした仕事ができればいいなと考えているときに出会ったのが電中研です。現代社会を支えるインフラ業界を、さらに支える仕事ということで興味を持ちました。その後、研究所見学の時にお会いした研究者の方々が、ご自身の研究テーマや仕事について熱く語っている姿を見て、「自分もこのような人たちと一緒に働きたい」と思い入所を決めました。

現在の仕事

研究者のマネージャーでありエージェント

現在の仕事は大きく分けて、主に二つあります。研究本部の運営業務と、外部資金の獲得業務です。運営業務は、私が所属するサステナブルシステム研究本部で創出した論文や報告書の審議だったり、所内調整だったり、さらには予算獲得等の支援になります。外部資金の獲得は、各省庁の公募や一般企業との共同研究等における、研究資金の獲得を目的とした活動です。研究者が取り組んでいるテーマはもちろん、金額や採択率、公募の方向性等も考慮して情報を共有しています。また、研究者の性格や研究者が望んでいる出口戦略に合わせた公募内容を探して提案をすることから始まり、リサーチや提案書の作成補助まで幅広くサポート業務を行っています。私たちの仕事は、研究者のマネージャーでありエージェントといえるかもしれません。事務的な手続きのフォローの他、第三者的な目線のアドバイス等で研究者を支援する等、研究者が最高のパフォーマンスを発揮できるためのサポートを行っています。

仕事のやりがい

前例や答えがないからこそ、面白い

事務職というと、単純作業の連続や地味なデスクワークを想像する方が多いかもしれませんが、まったくそんなことはありません。毎日が新鮮で、新たな発見に満ちてあふれています。また、答えが一つではないのも面白いところです。その時に注目されている技術や国内外の社会情勢等を見極める必要があり、自分の知識を最新情報にアップデートしていくことでも成長を感じられます。事務職として外部資金を獲得する業務は電中研の中では比較的新しい取り組みなので、前例がないことも珍しくありません。決まりきった答えがないことで難しさを感じる一方、大きなやりがいも感じられます。今後も研究者たちとの信頼関係を大切にしながら、日々の仕事に向き合っていきたいです。

将来の目標

自身の経験を活かした、海外からの資金獲得

私たち事務職の業務でもっとも大切なのは、「研究者の成果創出と社会貢献」を支えることだと考えています。外部資金の獲得もその一環として取り組んでいるわけですが、それをさらに発展させる形で、海外を視野に入れた活動も、今後の重要課題として捉えています。現在も国の公募で国際的な取り組みを行ったり、米国環境保護庁(EPA)の方が電中研の見学に訪れたり、海外の大学と共同研究をする機会もあるように、世界とのネットワークが着実に広がってきました。私自身も10年以上の海外経験があるので、そのバックグラウンドを活かしながら、研究者の支えになれたらと思っています。そのためにも、広い視野と高い視座で物事を俯瞰できるようになり、最適な判断や決断ができる人材になりたいと考えています。

MISSION 現在取り組んでいる業務内容

  • 外部資金の調達
  • 研究本部の運営業務
  • 研究者の支援